幻聴が聞こえたり幻覚が見えてしまうときがある

幻覚や幻聴は自覚するのが非常に困難

精神疾患の症状で多く見られる幻覚や幻聴は治療が非常に困難です。本人には幻覚や幻聴という認識が無く、他者が症状を認識することができないのが大きな理由です。精神疾患はネガティブな感情を増長させるような症状が多いので、幻覚や幻聴は恐怖心や罪悪感を刺激する内容になりやすい傾向があります。その点を注意すれば見聞きしている事柄が本物か幻かを判断することが可能です。幻覚や幻聴といった症状はいつ、どのような状態で出るかは本人にもわかりません。また、完治したという明確な特徴も無いことから治療は長期にわたることがあります。その一方で精神疾患は恥ずかしいことという風潮が根強く残っていることが治療を困難なものにしています。

治療は投薬とカウンセリングが基本

幻覚や幻聴の治療は日常生活に支障をきたさないように行うのが一般的です。よほどの重症でもない限り入院には至らず、投薬による治療で様子を観察しながらカウンセリングを併せて行う流れになります。治療薬は幻覚や幻聴の発症を抑える効果がありますが、個人の体質によっては眠気や意識混濁などの副作用に見舞われることもあるので注意が必要です。場合によっては薬剤を別の物に交換する必要が生じるので、不具合が生じたら些細な事柄であっても正直に伝えるのが早く治すための条件になります。カウンセリングに関しても同様に、設問内容には虚偽を交えず本当のことだけを示さなければいけません。確証が持てない事柄についてはあいまいに返答せず、わからないことを正直に伝えることが適切な治療に繋がります。